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クジラが帰ってきた - 沖縄ホエールウォッチング特集
沖縄ホエールウォッチング特集                 
   クジラが帰ってきた
昭和のはじめ頃には、沖縄近海で千頭ものクジラが捕らえられたという。その後、ほとんどのクジラが取り尽くされてしまったのか、一頭も取れない年もあった。もう、クジラは現れないだろう、そう言われてきた。しかし、ここ十数年の間にクジラがその姿を見せてくれるようになった。沖縄の海は、再びクジラの故郷へとなった。

   山から始まるホエールウォッチング
座間味村のホエールウォッチングは、山から始まる。というのも、村の北側にある稲崎の展望台から、クジラの『ブロー』という潮吹きを探し出し、ボートに連絡、各船を誘導している。また、クジラ達の動きを大パノラマで見たい!という人にはオススメのポイントでもある。

繁殖地域でもあるケラマ諸島では、メスクジラを取り合うオスクジラ達の威嚇攻撃も多く見られる。巨体から繰り出されるダイナミックなパフォーマンスに、誰もが感動を覚えるだろう。







   クジラの世界へ訪れるということ
ホエールウォッチングが行われる1〜3月は、子クジラにとってはもちろん、成熟したクジラにとっても大切な時期。クジラ達の行動を妨げないよう注意しなければならない。ピークは2月。一番確認頭数が多く、遭遇率も高い。運がよければ、親子クジラや何頭もの群れをなした彼らに出会えるだろう。



   クジラに会いに行こう!
大抵のツアーは那覇からの日帰りができるよう組まれている。しかし、なにぶんにも自然が相手である。クジラとの遭遇率を高めるには、島での宿泊がおすすめだ。運がよければ、早朝の澄み切った中でのウォッチングや、美しい夕焼けをバックにしたウォッチングができるかもしれない。

 また、ケラマ諸島では、ザトウクジラの保護のため自主ルールを設けている。クジラの故郷にわれわれ人間がお邪魔しているのだから、ルールを守るのは当然。クジラのことを思いやったウォッチングを楽しもう。



 沖縄本島海域におけるザトウクジラの出現エリア
 ザトウクジラの水面行動パターン
ブロウ ペックスラップ
よくいう「潮吹き」。頭上に水しぶきをあげ、呼吸をする。再び浮上してくるのは、約15〜20分後である。クジラを発見する時の目安となる。 横向きになり、4〜5mもの胸びれを水面に打ち付ける。腹側を上にし、両胸びれを打ち付けることもある。
フルークアップダイブ゙/フルークダウンダイブ スパイホップ
潜水時に尾びれを水面に持ち上げ、腹側の模様を見せる時をフルークアップ、見せない時をフルークダウンという。 周りの様子を伺っているとされる行為。目の位置が水面にくる高さまで垂直に体を持ち上げ、再びゆっくり沈む。
テイルスラップ ヘッドスラップ
尾びれを高く持ち上げ、まっすぐ振り下ろして水面を叩く。大きな音と水しぶきがあがり、かなり攻撃的な行動。 体の約1/3を水面上に持ち上げ、そのまま叩きつける行動。他のオスに対する威嚇行動ともいわれている。
ペダンクルスラップ ブリーチ
体の後部を水面上に持ち上げ、水面もしくは他のクジラの上に横向きに振り下ろす。 ダイナミックなパフォーマンスのひとつ。体を水面上に持ち上げ、空中で体を回転させつつ背中から落ちる。
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