【沖縄 食楽探訪】沖縄のレストランや沖縄料理のお店など、おすすめのお店をご紹介!

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石畳 瑞盛館 石畳 瑞盛館
金城町の石畳道にある「石畳 瑞盛館」では、丹精込めた琉球懐石料理と沖縄の歴史を知る民族資料館・泡盛資料館を楽しめます。古き良き沖縄へとタイムスリップしてください。
お店紹介 お食事プラン
琉球石灰岩の塀に赤瓦の門。落ち着いた風情を漂わせる瑞盛館の入り口

 その昔、琉球王朝文化の華が咲いた首里城。そのお膝元の城下町には、当時の風情をそこかしこに見ることができる。中でも金城町の石畳道は、昔の面影を色濃く残している。その石畳道の一角に寄り添うように建っているのが「石畳 瑞盛館」。民族資料館や泡盛資料館が併設されている、琉球料理のお店だ。
 赤瓦を乗せた木造りの門をくぐると、豆腐づくりに使ったという石臼を使ったヒンプンが飛び込んでくる。その横にはマンゴーの木が植えられ、さらに奥には亜熱帯樹木が生い茂る琉球庭園が見える。
 元は泡盛工場だったという瑞盛館には、泡盛づくりに使用したという貴重な冷却池や井戸などが残されており、敷地そのものが資料館なのだ。

(1) 琉球石灰岩の塀に赤瓦の門。落ち着いた風情を漂わせる瑞盛館の入り口
(2) 亜熱帯樹木たちに覆われた琉球庭園。カンヒザクラや月桃などが四季折々に花や実をつける
(3) 石臼の使い道を考えていたときに、ふと思いついたという石臼のヒンプン

     

     
今なお、この棚で熟成を続けている泡盛の数々  
 オーナーの山城瑞成さんが、30数年かけてこつこつと集めた資料は、民具などが約600点、泡盛は約1000点。個人のコレクションにしておくだけではもったいないと5年前に資料館を完成させた。
「金城町の石畳道ということもあって、観光客をはじめ地元の人も訪れてくれます。そんな皆さんに、金城町の御嶽にまつわるムーチ(鬼餅)伝説など、近所の長老などから伝え聞いた話を聞かせると、皆さん大喜び。であれば資料館だけでなく、ゆっくりとできるように食事処も作ったらどうかと思ったんですよ」と山城さん。
 こうして3年前、料理上手の奥様の腕を生かし、沖縄の伝統ある琉球料理を提供する「食事処 芭蕉亭」をオープンした。

(1) 今なお、この棚で熟成を続けている泡盛の数々
(2) 泡盛を蒸留する際に使われたクンケーシー(冷却池)は、県内で唯一現存する貴重なもの
(3) 雨端(深い軒下)のある「食事処 芭蕉亭」。奥には琉球石灰岩のアーチも

     

     

 今回、食楽探訪でご紹介するランチメニューは、イナムルチ、カーサジューシー、クーブイリチー、ミミガーさしみ、ラフティに石畳まんじゅうを付けた「石畳定食」。ランチとしては品数が多いにも関わらず、シークヮーサージュース1杯をつけてくれる。沖縄ならではのおもてなしが見え隠れする、うれしいサービスだ。
 さらに食楽探訪のお客様へは、庭が見渡せる畳席を優先的にご用意。リュウキュウコクタンや月桃、芭蕉、カンヒザクラなどが生い茂る庭を愛で、池に流れ落ちる水の音に耳を傾けながら、伝統的な琉球料理を思う存分に堪能できる。
  庭が見渡せる畳席を優先的にご用意
     

     

 お腹を満たした後は、敷地内を散策するのもいいだろう。
 琉球石灰岩でできたアーチ門をじっくりと観察すれば、はるか昔、この島が海底だったことを物語る貝の化石を発見することだろう。その奥には、豚小屋を兼ねたトイレ「ウヮーフル」を再現。豚の鳴き声は魔物を追い払うと信じられていたという。その横には首里城の北殿を思わせる資料館がある。
 泡盛資料館には、山城さんが各酒造所に足を運び集めた泡盛が所狭しと並んでいる。
「サミットや2000年記念ボトルなどは、もう手に入らないでしょうね。5年古酒と書かれていても、すでに年数を経ているので、10年以上の古酒になっていますよ。もちろん30年古酒などは、自宅に隠しているんですけどね」と本音もポロリ。
 お隣の民族資料館には、戦後、沖縄に駐留した米軍の家族が使っていた洗濯棒など、県立博物館でも所蔵していないような珍しい品も。一見、ガラクタにも見える民具も、山城さんの説明を聞くと、イキイキと息を吹き返し、その時代の暮らしぶりが蘇ってくるかのよう。希望者には、山城さんが説明をしてくれるので、時間のある方は、ぜひ。

  ひと昔前の暮らしぶりが蘇ってくる展示品の数々。懐かしの昭和に出会える
ひと昔前の暮らしぶりが蘇ってくる展示品の数々。懐かしの昭和に出会える


物言わぬ展示品に命を吹き込む山城さん
物言わぬ展示品に命を吹き込む山城さん。その説明に思わず熱が入る。地域でも有名な物知りおじさん。子供の頃、見た風景や伝え聞いたものなど、貴重な話を聞かせてくれる

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